爆報フライデーに洞口依子さんが【女優の闘病記】に出演されます。(2019年3月1日放送)
足が異常に膨れ上がる病気になったということですが、どういうことなんでしょうか。
洞口依子さんが、子宮頸がんの手術後10年経ってたから現れた、足が膨れ上がった原因の「リンパ浮腫」の原因、治るのか、どんな人がなるのか、治療方法についてまとめました!
洞口依子さんのプロフィール
今回は普段翡翠以外アクセサリーつけない私が沖縄のデザイナー森長八重美さんによる県産黒檀と紅珊瑚のピアスをラッキーチャームに。個性的なカービングのデザインが気に入りプラザハウスで購入した大事な宝物。
13時半からも上映。ご来場お待ちしてます。西原町さわふじ未来ホールにて。 pic.twitter.com/oVIvWqnbcH
— 洞口依子 (@noranecotv) February 11, 2019
洞口依子さんは、高校時代にスカウトされたことがきっかけで「週刊朝日」の1980年11月7日の表紙となり、その後、20代をターゲットとした雑誌「GORO」のモデルとして芸能界デビューをしました。
最初から女優ではなく、モデルから芸能生活をスタートさせたんですね。
女優としてのデビューは、1985年の映画「ドレミファ娘の血は騒ぐ」の主役に抜擢されます。
この作品は「黒沢清監督」と「伊丹十三」さんと共演していて、この映画以降、黒沢監督や伊丹監督の映画に多く出演するようになりました。
1986年、「女の人さし指」でテレビドラマ初出演。
1992年「愛という名のもとに」、1997年「ふぞろいの林檎たちIV」などでブレイクします。
1997年、NHKのディレクターの男性と結婚をされました。
女優として第一線で活躍している最中、2004年に子宮頸がんが発覚し、闘病生活を送ることとなります。
2006年には女優復帰を果たし、最近では2017年にハリウッド映画にも出演されています。
洞口依子さんのリンパ浮腫の原因は子宮頸がん!?
子宮頸がんの診断は?
2004年1月に東京・駒沢の東京医療センターで子宮頸がんの1B2期と診断されました。
がんは5センチくらいの大きさになっているが子宮頸部に留まっており、他の臓器への浸潤は見られなかったそうです。
医師から提示された治療法は、放射線治療や抗がん剤治療もあるが、根治を目指すなら広汎子宮全摘術という手術を受けることでした。
洞口依子さんが受けた手術とは??
子宮だけでなく、卵巣・卵管、腟の上部、骨盤内にあるリンパ節、靭帯まで一挙に切除してしまう、大変過酷な手術のことです。
洞口依子さんの場合、結婚はしていましたが、子供はまだ諦めていなかったので(当時38歳)かなりの衝撃だったようです。
手術の後、様々な後遺症が出ることを説明されています。
その中で、リンパを取ればリンパ浮腫のリスクもあると説明されていました。
アタシは37から38あたりでなったけど予後がね。その辺りは子宮会議には書いたけどまあ予後がね。例えば手術を受けることできても、予後が色々大変。個人差あれど。
— 洞口依子 (@noranecotv) September 29, 2015
なぜ放射線でなく広汎子宮全摘術(手術)を選択したの?
放射線治療をしても、わずかにがんが残っていれば再発する可能性があること。
しかも、放射線で完全にがんを退治できなかった場合、「じゃあ次は手術」というのが選択できないと言われたそうです。
当時まだ30代。
いちばん根治が可能で、今を逃せば受けられないなら、今受けるしかないと選択されました。
リンパ浮腫はどんな人がなるの?
洞口依子さんは、子宮頸がん手術でリンパを取っていることが原因で、リンパ浮腫になりました。
でも、発症しない人もいれば治療後すぐに発症する人もいるそうです。
まさかの10年後に発症し、医師とも「とうとう来たのか」となったそうです。
10年経っていたら、もう自分は発症しないタイプだと思ってしまいそうですよね。
リンパ浮腫の患者の多くは、乳がんや子宮がんなどの手術を受けた女性です。
手術後の発症率は、乳がんで約10%、子宮がんは約25%とされ、毎年約1万人が発症しているとみられています。
他には、生まれつきリンパ管の形成不全や機能障害がある場合があります。
リンパ浮腫は治る?
重症だと完治することはめったにないそうですが、軽症であれば高い確率で治るそうです。
リンパ浮腫の治療方法は?
ひとも病も、個性なんです。 pic.twitter.com/9wt8SrcsOS
— 洞口依子 (@noranecotv) 2019年2月28日
圧迫療法
リンパ浮腫でまずされるのは、圧迫療法です。
弾性ストッキングなどを着用し、専門的な医療技術が必要なマッサージ(リンパドレナージ)や運動療法と一緒に行うこともあります。
弾性ストッキングは医療用なので1足数万円もかかり、国の保険で何割か補助は出ますが、都度書類申請・年間に2~4本の上限があります。
また、専門的なマッサージも、施術する技術者に対し、患者数が圧倒的に多いので、予約が取りにくいそうです。
外科手術
流れが悪いリンパ管を静脈とつなぎ合わせ、リンパ液の流れを改善させる高難度の手術があります。
皮膚を2~3センチほど切開する手術で、通常は3時間前後で終わります。
退院後も圧迫療法は続けて行き、弾性ストッキングなどによる圧迫を段階的に弱め、着けなくても問題がなければ完治となるそうです。
リンパ管の変性が進んでしまっているリンパ浮腫の症例に対しては、「リンパ節移植術」があります。
この手術は、健康なリンパ節やリンパ管を移植することで、リンパ管の機能回復を図ります。
まとめ
洞口依子さんのツイッターにもある通り、手術を受けることができても予後が大変なのが想像することができました。
リンパ浮腫のきっかけとなったのは子宮頸がんの手術。
子宮頸がんの検診、今年も行かなくちゃと思います。
恥ずかしいから行ったことないという知り合いもいますが、検査自体はすぐ終わるし痛みもほとんどないです。
最後に洞口依子さんのツイッターを。
身体の声を聞いてあげられるのは他者ではなく自分自身。癌はするりと忍び寄る。完治後には後遺症も。左右脚の太さが異なるリンパ浮腫。しかも10年後に発症。きょうは衣裳で薄いストッキングで恥ずかしかったけど、ハードル越えた手応えあり。cancerサバイバーでも仕事が出来ると俄然勇気湧く。加油!
— 洞口依子 (@noranecotv) January 30, 2018
検査で大事に至る前に対処することもできるので、自分の体は自分で守らないといけないですね。
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