世界中で、“リレーアタック”による車の窃盗被害が急増しています。
スマートキーの落とし穴で、日本でも自動車の盗難でメジャーになっている手口なんです。
簡単に愛車を盗まれてしまうリレーアタックの手口や時間、距離、対策グッズをまとめました。
リレーアタックの手口、かかる時間は？〈スマートキーの落とし穴〉
まず、犯行グループの一人が運転手に近づきます。スマートキーは常に微弱な電波を出しているので、市販のトランシーバを改造した装置で電波を受信させます。
受信した電波を増幅させて仲間に送信し、鍵の解除をさせます。
窃盗役が車に乗り込み、エンジンをかけて盗難。
その時間、たったの数十秒！！あっという間に大切な車を盗まれてしまいます。
リレーアタックで距離はどれくらい届くの？〈スマートキーの落とし穴〉
普通の車の鍵として使うなら、70㎝程度の距離しか届きません。
ですが、リレーアタックの手口ではスマートキーから出る微弱な電波を10m離れた場所からキャッチ出来たことが確認されています∑(ﾟДﾟ)
かなり遠い距離からでも受信されてしまいます。
例えば、駐車場との距離が近いレストランの客席で待ち構えていれば、盗みたい車両に乗った人が食事に来たらスマートキーの電波キャッチして盗難することは簡単ですし、自宅であっても愛車を盗難される可能性があるのです。
リレーアタックの対策や防止グッズは？〈スマートキーの落とし穴〉
費用がかからないのは、車を降りたらスマートキーの電池を抜くこと。
ただ、それは面倒ですし、忘れてしまいますよね。
そんな時はリレーアタックの防止グッズが売られています。
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ケースに入れておくだけなので、簡単で確実です！
リレーアタックで盗まれた車はどこにいくの？〈スマートキーの落とし穴〉
大半は車体ごと中東などの海外で販売されたり、一部は部品にして国内で転売されています。
車体ごと販売する場合には、車に鍵が無いので、1度エンジンを止めたら再スタートができません。盗難車のコンピュータごと鍵を交換し、販売しています。
セルシオ・レクサスでは１５０～２００万円で仲介役に渡るそうです。
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