イギリスで19世紀から20世紀初頭に流行した「ディケンズ病」と呼ばれる疾病の患者数が急増しています。
ディケンズ病というのは初めて聞きますよね。
いったいどんな病気のことを指すんでしょうか。
ディケンズの小説に出てくるような古い病気のことで、猩紅熱(しょうこうねつ)や栄養不良、百日咳、痛風を指すようです。
猩紅熱(しょうこうねつ)
A群溶血性連鎖球菌と呼ばれる細菌により引き起こされる細菌性疾患を指します。
幼児を持つ親なら、「溶連菌」と言われれば、あああれか!と思うと思います。
主に“のど”に感染して、咽頭炎や扁桃炎になり、それに小さく紅い発疹を伴うと猩紅熱と言われる病気になります。
百日咳
百日咳は、特有のけいれん性の咳発作を特徴とする急性の呼吸器感染症です。
イギリスでは1950年代に予防接種を推進した結果、ほぼ根絶されたはずでした。
患者数は2010~18年にかけて59%増となっています。
栄養不良や痛風
栄養不良の患者は54%、痛風の患者は38%、と急増しています。
野党労働党は、こうした疾患が増えているのは緊縮策が原因だとして政府を非難していますので心配です。
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