12月16日放送の「世界なぜそこに日本人」で、山梨の廃校に15年も住み着いている謎の仙人がいると紹介されます。
仙人の名前は工藤賢司さん。本当に仙人のような外見です!
どんな人物なんでしょうか、プロフィールや経歴、山梨の廃校がどこか、作品や美術館をまとめました。
工藤賢司(山梨の廃校に住む仙人)のプロフィールや経歴は?
昭和14年、北海道の利尻島生まれ。
働きながら小樽の高校に通い、卒業後、3食付きの自衛隊で3年間生活をします。
それだけ必死で仕事をしてお金をためていた理由は、工藤賢司さんの夢のためでした。
教科書に載っていたゴッホの絵に感銘をうけ、中学校1年のときに美術の道に進もうと決めたそうです。
1965年に武蔵野美術学校油絵科を卒業。1967~1970年までは武蔵野美術大学の助手をされています。
最初は油絵の画家として日本で個展を開くほどでしたが、水墨画に興味があり中国へ渡ります。
1986年より中国に在住し、18年修行します。
1998年重慶教育学院の客員教授、また西安美術学院でも客員教授をされ、中国でも個展を多数開催しています。
1999年中国中央テレビ「美術星座」で「工藤賢司的十年」を放送されていたこともあります。
中国で大成功をおさめていた工藤賢司さんでしたが、父の遺言である「母を頼む」を守るため、日本へ戻ります。
中国で通訳をつとめていた32歳年下の中国出身の奥様(梨花さん)と日本で結婚しています。
工藤賢司が住む山梨の廃校はどこ?
山梨県の限界集落「神戸(ごうど)」という村にある増富中学校跡です。
集落の過疎化がすすみ、平成16年に廃校となっています。
生活スペースは職員室でベッドは保健室にあったものを使い、日々の食事を作る調理器具や食器も学校で使用されていたものだそうです!
お風呂はないので、3日に1度はお風呂屋さんに行っているようです。
工藤てるひ美術館・作品は?
増富中学校跡の体育館が工藤てるひ美術館になっています。縦24m・横14mの大きな作品が圧巻です!
テーマは『生命への感謝』。
中国神話に登場する四神や龍、女神などを描き、天上界を表現しています!
10年かけ、一人でかきあげたそうです。
ちょっとすごいとこ行ってきた。
山梨の廃校調べてる時に知った場所で、
工藤耀日さんって芸術家が廃校を利用してやってる美術館。
体育館に飾られた巨大な作品が圧巻。
完成に15年近くかかったんだとか。 pic.twitter.com/XlMtCvccY3— Yosuke1 (@kubinash1) August 10, 2019
工藤耀日美術館🎨木造校舎2階建てにスケールの大きく創造性がありふれた作品が楽しい🎶校舎の面影も残る良い感じです☺工藤氏はとても気さくな方で作業場も見せて一人でも楽しめます😃 pic.twitter.com/lTFXvE2aiG
— Big Town (@miuragogo) June 1, 2018
増富ついでに「工藤耀日美術館」にも。ここは廃校になった中学校を長年中国でご活躍されていた墨彩画家の方が個人美術館兼アトリエとして使っていらっしゃいます。あっ! #馬場信春 公の絵が! pic.twitter.com/fm0ctkNArH
— 北杜市観光協会 (@Hokutokanko) May 29, 2016
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