【何だコレミステリー】八丈小島(東京の離島)の病気「バク」って何?症状や原因は?

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2020年7月1日放送の「何だコレミステリー」では、東京のとある離島で襲い掛かった謎の風土病「バク」。

「バクは昔からある恐ろしい病気で高熱を出したり足が醜く太くなる」

「バクが怖いからみんな小島へは近づかない。」

「小島に生まれたものだけが罹る遺伝病だ」

などと言われていました。

どんな症状が出て、原因は何だったのか、バクを終わらせた一人の男性についてまとめました。

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【何だコレミステリー】バクが流行った八丈小島はどこ?

八丈小島は伊豆諸島の一つ、面積は3.1㎢と文字通り小さな島です。

かつて八丈小島には宇津木村と鳥内村の2つの村がありました。

最盛期には500人ほどの住民が住んでいました。

産業と言えるものはほとんどないため、自給自足的な生活を送り、医者もいませんでした。

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【何だコレミステリー】「バク」にかかるとどんな症状がある?

八丈小島の島民の多くが、15歳くらいまでに熱発作を出すと言われていました。

「バク」が直接の原因で死に至る事はなかったといわれますが、様々な症状に苦しめられていました。

その症状は前触れもなく起こります。

・止まらない震え
・高熱
・下肢のリンパが腫れ、ゾウの足のようにむくむ

止まらない震えというのは、夏の蒸し暑い時期でも布団にくるまり歯をガタガタさせて震えるほどの熱発作。

これらの症状は数日で自然に治まりますが、一度で終わってくれないのがこの病の怖いところ。

治っても、そのうちまた激しい熱発作が起こり、ひどい場合は1か月の間に何度も熱発作が起こる人もいました。

この熱発作は、何年間にもわたって何度も繰り返します。

数年経過して熱発作が出なくなると、今度は足が徐々に太く腫れて皮が厚くなっていきます。

腫れた部位はリンパの機能が悪くなっているので、小さなとげが刺さる程度の刺激で、傷が膿んで治りにくくなる

太くなるだけでなく、強いかゆみが起きるので、掻いた部分の皮膚がさらに肥大してまた太くなるという悪循環に陥ります。

一回「バク」になると、年単位で治らないって怖い・・・( ;∀;)

ただ、この病気によって早死にはしないので、「バク」にかかったことのある高齢者も多かったのです。

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【何だコレミステリー】「バク」の原因は?

当時バクの原因は、「水が悪いから」だと考えられていました。

しかし実際は、蚊の媒介によって体内に潜入したフィラリアが、数十年の時間をかけて体内で増殖したことによるものでした。

遺伝病でもなければ、ヒトからヒトへ直接感染する病気でもありませんでした。

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【何だコレミステリー】バクを終わらせた一人の男性

そんな折、噂を聞きつけた一人の男が、この謎の病を解決すべく島に上陸。

東京大学伝染病研究所に勤めていた佐々学(さっさまなぶ)という人物。

同僚の加納六郎を誘い、1948年に八丈小島に滞在することになりました。

詳しくは番組放送後追記します。

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