8月5日放送の何だコレミステリーでは、静岡県に“呪文”を唱えると、奇妙な現象が起きる池を調査!
この池は「姥が池」と呼ばれ、古くから言い伝えられている伝説がある池です。
この記事では、
・姥が池伝説とは?
・姥が池で泡が出てくる理由
についてまとめています。
呪文を唱えると泡が出る姥ヶ池(乳母ヶ池)の場所はどこ?
姥が池という名前の池は全国にいくつかあります。
何だコレミステリーで特集された池があるのは、静岡県清水市。
旧東海道の道なりからは50m程離れた住宅街の社の前にあります。
「姥ケ池」「弁財天」
〒424-0841 静岡市清水区追分4丁目2324-7秋里籬島 東海道名所図会 にも記載。
延暦年間、当地の長者の子が咳を患った際に
乳母が弁財天に祈願して入水自死。
子の病が治ったという。事故死・身代わり・ご加護・病気の治癒・そして供養。
当時の人々の乳母への慈しみ、憐み。 pic.twitter.com/PUng2vWArM
— 戸田書店 江尻台店 (@toda_ejiridai) May 18, 2020
姥が池伝説とは?
1200年以上前の平安時代から存在する「姥が池伝説」。
この池のあたりに金谷長者というお金持ちが住んでいました。
子供がおらず神仏にお祈りをしていましたが、やっと男の子を授かりました。
しかし、ある年にひどい咳が流行して、やっと授かった男の子も患ってしまいました。
姥(乳母)は、この池辺の弁財天に祈願して、男の子にかわり入水して死にました。
これにより、子供の病は良くなりました。
金谷長者は姥に感謝して、池のふちに社を建て、姥の霊をまつると、池の底から泡が出始めました。
この池のほとりに立って「姥かいな(うばかいな)」と呼びかけると、それにこたえるように泡が出て消えていくようになりました。
それから、この池が「姥が池」と呼ばれるようになり、ひどい咳に苦しむ子供たちがこの社にお祈りをすると治ると言われています。
姥が池で泡が出る原因は?
はっきりとした原因はわかっていませんが、この地域は天然ガスが出ている地域。
そのガスが出てくるタイミングと「うばかいな」と呼びかけるタイミングがたまたま合うことで、”呪文を唱えると池から泡が出てくる”といわれているのではないかと言われています。
呪文を唱えると泡が出る姥が池 まとめ
姥が池についてまとめました。
不思議な言い伝えがある場所って、なんだかワクワクしてしまいますよね。
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