風邪は「引く」インフルエンザは「かかる」というのはなぜ?語源は?

スポンサーリンク

暖冬と言われていますが、かなり寒くなってきましたよね。
まわりにも風邪やインフルエンザで仕事をお休みしている人や、子どもたちも学級閉鎖になっているところが増えています。寒いってだけで体力持っていかれるので、この時期は本当に辛いです(^^;)

スポンサーリンク

風邪は「引く」インフルエンザは「かかる」というのはなぜ?

風邪の語源と「引く(ひく)」という理由

人体に影響を与える大気を風(ふう)と言いました。
風が運んでくる邪気ということで風邪。もともとは、「ふうじゃ」と呼ばれていましたが、それが「かぜ」と読まれるようになりました。

風邪以外にも、破傷風・風疹・痛風など「風」という字が付く病気が多いですよね。
それも、風が運んでくる病と考えていたからです。

「風邪」に話を戻しますが、風の邪気を「引き込む」ことで病気になると考えられたので、風邪は「引く」というのです。風邪に「かかる」とは言いませんよね。

平安時代からすでに、「引く(ひく)」と使っていました。

インフルエンザの語源

インフルエンザの語源は、ラテン語の「影響」に由来しています。
毎年冬に流行し、春になると落ち着くので、16世紀ごろ、ヨーロッパ(イタリア)ではインフルエンザの原因を、「星の影響」と考えました。
惑星の並びが悪いせいで空気が汚れていると思っていたそうで、この頃からインフルエンザと呼ばれていたそうです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました